野菜の連作障害は、同じ畑で同じ作物や近い種類の作物を繰り返し栽培することで、生育や収量が低下する問題だ。原因には土壌病害や有害線虫、養分バランスの偏りなどがあり、肥料を増やすだけでは解決しない場合がある。
対策は異なる科の作物を組み合わせる「輪作」が基本となる。
例えば、キャベツとダイコンは見た目が違っても同じアブラナ科。品目を変えただけでは、連作障害を避けられないことがある。
実践の第一歩は、圃場ごとに過去の作付けを一覧にすることと、作物名だけでなく、科、栽培期間、病気の発生場所、収量を記録すること。
ただし、輪作の効果は病原菌や線虫の種類によって異なるため、作付けを替えれば必ず防げるわけではない。
同じ場所で生育不良が続く場合は、土壌診断や病害の確認を行うことが大切だ。
作付け履歴を残すことは、病害リスクを下げるだけでなく、収量の安定と防除費用の適正化につながる。